こんにちは!イラストレーター、漫画家のたぬ川にくQです!
前回の30日編、とても反応多くいただき、ありがとうございます!
実際に気を付けている部分などは前回の記事を参照ください。
ジェスドロパーティーさんで練習をしています。
クリスマスでしたが、毎日描くのでどんなイベントがあってもします。
土日やイベントの日は午前中がオススメです。
ジェスドロパーティーさんは箱も置いてくれてます。
もし時間に余裕があったら描いてみましょう。というのも人体も突き詰めると箱です。
箱のパースの練習をすれば、おのずと人体のパース感も掴めていけるはずです。
その日気付いたことや、理解したことを走り書きでもいいのでメモしておきます。
左のような形は人体にはないよ、という話がリズムとフォースで出てきましたが、
ここに来てようやく、「このことか!」と見えてくるようになりました。
いわゆる絵の上手い人、画力の高い人というのはこの見えていることが私よりもたくさんある、ということです。
毎日描くことで、ようやく見え始めて来ました。
見えたことをなんとなく理解ではなく、言語化して、メモにすることをオススメします。
解剖学のソッカもあわせて確認すると、定着しやすいです。
ジェスドロパーティーさんの更新に追いついてしまったので、
New Masters Academyのヌードデッサン動画をジェスドロで描くことにしました。
着衣からヌードに変更し、
着衣がない分、色々分かりやすく描けるぞ~!
と思っていましたが、ところがどっこい。ヌードだからこそ体の曲線が見えない。
見えるけど見えない。分からない。というところで苦しみます。
少し慣れてきたので、肉がどのように体に乗るのか、という曲線が見えてきますが、
ここに来て、背中の理解度がないことが分かります。
描きながら「ここが理解できてないな」という箇所が見つかり、解剖学で確認する。ということを繰り返します。
一つ一つの線がブツッブツッと切れてしまっています。体全体の流れが追えず、詳細を先に追ってしまっているからです。
また、横に寝そべるポーズのような、立ち姿と少しでも違うポーズをすると描けなくなる。
目が慣れていない証拠です。
600体ジェスチャードローイングを描いてみて思うこと
300体の時点で全身を描くことが苦ではなくなりました。
特に私は足が苦手なので、前だったら足になった途端「この絵を描くのやめようかな…」という心持ちでした。600体まで描くと、いろんな角度の足を描くことになり、だんだんと構造が理解できてきます。
足はこのロレンツォのドローイングチュートリアルで図形として落とし込むようにしてみました。
このように、自分の苦手な部分を明らかにして、すぐに修正する、ということを繰り返す機会になります。
これが完成させる一枚絵だとしたら、その都度資料を見て、「これは資料見ないとうまく描けないな~」と置いておいてしまうでしょう。しかし、毎日10体描くということをすると、10体ともその体の部位が描けないという壁に当たります。この壁を見つけることができる練習法だと個人的には思いました。
また、人体の見えなかった部分が見えてくる、という現象は、毎日10体のモデルさんを見ていることから来ると思います。ただ10体のポージングを見るだけでなく、線として落とし込むことにより、そのラインやポージングを考えるということを10回できるのです。
次回は100日練習内容を公開したいと思います!
ではでは!
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